北海道胆振東部地震を経験して

平成30年9月6日に発生しました「北海道地震」により被災された皆様には、
心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

この日の午前3時7分、当然のことながら私は就寝していた訳ですが、
うっかりテレビを点けっぱなしで寝てしまっており、
横揺れというより何か下から突き上げるような揺れと、
テレビからのけたたましい警報音と共に飛び起きました。

とにかくか直ぐに同居している家族の元へ...。
テレビで震度を知り尋常じゃない状況と感じたのも束の間、
程なくして停電となり真っ暗闇になりました。
携帯電話の明かりを頼りに懐中電灯を探し出し復旧を待ちましたが、
直ぐには困難なようで、また地震が来るのではいう恐怖のまま朝を迎えました。

ラジオからの情報しかなかったのですが、想像以上の被害となっていました。
それでも6日中には停電は復旧すると甘く考えており、
結局丸2日、暗闇の夜を過ごす事になったのです。
唯一、断水から免れたのは幸いでした。 

翌日、外に出て近所を廻ってみましたがコンビニやスーパー等は閉まっており、
一つだけ営業していたコンビニも食料品棚が殆ど空でした。
近所のレストランの方がボランティアで炊き出しをして下さっており、
有り難く頂いてまいりました。

私の住居は札幌市中央区で震度は4でしたので、大きな被害はなかったかと思います。
日本は地震大国なので何度か地震は経験していましたが、震度4は初経験です。
正直、命の危険も感じました。

2011年3月11日の東日本大震災の時も震度3で結構揺れましたので、
防災の準備も備えたのですが、いつの間にか片付けてしまいました。
改めて日頃からの防災意識と心構えが必要と反省し、早速行動に移します。

もう一つ感じましたのは、この様な事態に遭った時こそ家族の絆が有り難い事。
今回ももし一人だったらと考えただけでゾッとします。
助け合ったり励まし合ったり勇気付けられると、不安も軽減されますよね。
喜びも悲しみも分かち合えるパートナー、絶対必要だなと改めて思いました。